ノンアルコールでも酔える?

きょうの中村食堂

きのう、高槻で飲んだとき、京都の友人から驚くべき発言があった。

ある病気を患い、医者から酒を断つように言われ、かれこれ1カ月以上、一滴も飲んでいないという。

私を上回る大酒飲みである友人からそんな言葉を聞こうとは思いもしなかった。

そして居酒屋では、ひたすらノンアルコールのビールを飲んでいた。

友人いわく、「ノンアルコールでも雰囲気で酔えるんです。けっこういい気分になれますよ」。

私は口にこそ出さなかったが、「いい加減なことを言うなよ」と思った。

 

で、きょう仕事が終わってから中村食堂へ行き、ノンアルコールでも酔えるかどうか試した。

さて、その結果は…。

中村食堂で冷蔵庫から取り出した「ノンアルコールビール」(税込み250円)。今年の春から夏にかけて1カ月以上店を閉め、再開したときからメニューに加わった

普段は缶に入った酒はグラスを使わずそのまま飲むが、どんなものなのか見たかったので、グラスに注いだ。見た目は普通のビールと何ら変わらない

雰囲気が大切と、いつもと同じようにつまみを注文した。「湯豆腐」(税込み200円)は私の定番だ

結論からいうと、自分に「酒を飲んでいるんだ」と暗示をかけて飲むと、わずかながら酔ったような気がした。

顔も少し火照ってきた。

しかし、酔ったような気がしたのは、きのう飲み過ぎた酒が抜け切っていなかっただけで、顔の火照りも湯豆腐によるものかもしれない。

そうだとしても、ジュースやコーラを飲むより、酒を飲んでいる気分にはなるのは確かだ。

居酒屋やスナックで飲めば、いい気分になっても不思議じゃないと思った。

締めは「ラーメン」(税込み200円)にした。きょうのテーマは食べることではなかったので安く上げた