見るも無残な姿に

勤務先のマンションのハボタン

私が勤務先のマンションで育てているハボタンが、見るも無残な姿になってしまった。

ハボタンはプランターで育てていたものを、1カ月ほど前に鉢に植え替えた。

いずれ茎が分かれて複数のハボタンが芽吹き、「踊りハボタン」になると楽しみにしていた。

 

このところ葉が虫に食われるようになり、「虫に食われるのは健全に育っている証しだ。問題ないだろう」と高をくくっていた。

ところが、けさ、ハボタンを見て驚いた。

虫食いが最も激しいハボタンは葉の芯の部分しか残っておらず、骸骨のようになっていた。

防虫剤を散布するべきだったのかもしれないが、多くの人が暮らすマンションで健康を害する可能性があるものは使えない。

ハボタンには申し訳ないことをしたが、植物を育てることの難しさを身をもって教えてくれたと考えよう。

よく見たら、犯人である虫が葉の芯の上をうごめいていた。「この野郎」という思いもあるが、虫も生きるための営みをしているだけなので責めることはできない

3つの鉢に植えたハボタンの中で、虫にやられているのは日当たりのいい場所にあるハボタンだけ。日が当たることがあだになったのだろうか

もう1つの緑のハボタンは無事だが、虫食いの穴があるので時間の問題かもしれない