先週の土曜日に新しいレンズを買いに行き、週末恒例の中村食堂詣でができなかった。
それならば今週は早めにと、きょうの仕事帰りに寄った。
時刻は午後6時すぎだというのに、店はシャッターが下りていた。
「えー、そんな」と思ったが、仕方なく引き返し、「さくら食堂」へ。
やはり閉まっていた。
商店街を南から西に向かい、なじみの居酒屋「富久屋」へ。
ここも営業をしておらず、向かいの中華料理店に至っては、店そのものがなくなっていた。
長きにわたった緊急事態宣言の影響の大きさに驚きながら、商店街をさらに西へ。
食堂を求め、空きっ腹を抱えてふらふらと移動し、ようやく見つけたのがお好み焼きの店だった。
たまたま店の前にいた経営者のおばさんに「酒は飲めますか」と聞き、「ええ、飲めますよ」と言われたときは、砂漠の中にオアシスを見つけたような気持ちになった。