中村食堂から商店街を西へ西へ

先週の土曜日に新しいレンズを買いに行き、週末恒例の中村食堂詣でができなかった。

それならば今週は早めにと、きょうの仕事帰りに寄った。

時刻は午後6時すぎだというのに、店はシャッターが下りていた。

「えー、そんな」と思ったが、仕方なく引き返し、「さくら食堂」へ。

やはり閉まっていた。

商店街を南から西に向かい、なじみの居酒屋「富久屋」へ。

ここも営業をしておらず、向かいの中華料理店に至っては、店そのものがなくなっていた。

長きにわたった緊急事態宣言の影響の大きさに驚きながら、商店街をさらに西へ。

阪堺電車の線路を越え、南海電鉄の線路を越え…。

食堂を求め、空きっ腹を抱えてふらふらと移動し、ようやく見つけたのがお好み焼きの店だった。

たまたま店の前にいた経営者のおばさんに「酒は飲めますか」と聞き、「ええ、飲めますよ」と言われたときは、砂漠の中にオアシスを見つけたような気持ちになった。

f:id:sanchan60:20211005235105j:plain

これがきょうのオアシスとなった「お好み一丁」。店構えはちょっとした小料理屋のようだ

f:id:sanchan60:20211005235130j:plain

店内はいかにもといった感じのお好み焼き屋だ

f:id:sanchan60:20211005235151j:plain

とりあえずといった感じで、「チューハイ(うめ)」(税込み450円)を注文した。中村食堂以外で酒を飲むのはいつ以来だろう

f:id:sanchan60:20211005235219j:plain

お通しで出てきた小さな「冷奴」。これで酒が進んだ

f:id:sanchan60:20211005235237j:plain

お好み焼きは注文してから出てくるまでにかなりの時間がかかった。その間に2杯目を注文することになってしまった。「焼酎(芋)水割り」(税込み450円)を飲んで、かなり酔いが回った

f:id:sanchan60:20211005235306j:plain

ようやく主役が登場。店のおばさんおすすめの「モダン焼き(豚)」(税込み900円)が運ばれてきた。このお好み焼きはボリュームがあり、ふっくらとしていてうまかった。しかし、酒も含めもう少し安くてもいいんじゃないかと思った