早朝の大和川でひと勝負、その勝敗は…

きょうとあすの2日は貴重な連休で、天気もまずまずだと予想されていた。

ただ、初日のきょうの朝は雲が多そうだった。

「ようし、それなら大和川でひと勝負だ」と、南海電鉄の始発電車に乗った。

果たしてその勝敗やいかに…。

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大和川の鉄橋を渡る阪堺電車のけさの始発電車

勝負の1つは、この写真が撮れるかどうかだった。

南海電鉄新今宮駅の始発電車は午前4時58分発、それに乗ると大和川の最寄り駅である七道駅に5時8分に着く。

阪堺電車の始発電車が大和川を渡るのは5時22分なので、与えられた時間は14分しかない。

普通に歩くと15分はかかる上、スタンバイにも時間が必要だ。

駅から川べりまで小走りで行き、急いでカメラをセットしたところでチン電が来た。

雲は多いものの東の空も少し染まっていて、「よし、きょうの勝負は俺のものだ」と思ったが…。

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雲は徐々に上に広がっていき、電車をシルエットで狙える条件ではなくなった

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上層の雲が赤く染まった。しかし、肝心な鉄橋のあたりには光が差さなかった

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帰ろうと荷物をまとめていると、雲が薄くなってモノクロ写真のような光景になった

きょうは「よし撮れたぞ」と思うような写真はゲットできなかった。

それでも、変化に富んだ光景を目にすることができたので、痛み分けといったところだろう。