空がほほ笑んだ

けさ、大和川に架かる阪堺電車の鉄橋を渡るチン電

きょうも朝早くから大和川へ行った。

家でやる作業にしごかれ、きのうの夜は、作業をしながらうとうとするありさまで、「ちょっと休んだほうがいいな」と思った。

それでも目が覚めたとき、「老骨でもむち打てばまだまだやれる」と思い、自分にむち打って出かけた。

 

天気予報は快晴で、「色気のない朝焼けでも仕方ないな」と思っていたが、大和川に着いて東の空を見ると、北から厚めの雲が流れてきていた。

それが結果的にいい働きをしてくれて、なかなかの朝焼けを見ることができた。

空がほほ笑んだ朝だった。

けさも阪堺電車天王寺駅前駅の始発電車に乗って大和川に向かった。最初に撮ったのが大和川を渡る上りの始発電車だった。日の出の時刻(きょうは午前6時54分)までは30分以上あったが、東の空の底がすでに赤く染まっていた

東の空全体が赤く染まったころ、北から雲が流れてきた

撮影の場所を川岸から河原に移した。鉄橋の上を雲が覆い、不気味な雰囲気になった

朝日が鉄橋の下に顔を出し、川面に光の筋を引いた

朝日が鉄橋の上まで昇り、チン電を背後から照らした