きょうの仕事帰り、家のすぐ近くの路地を歩いているとき、ふと見上げると白熱電球に明かりがともっていた。
街灯はちょっと前までは蛍光灯、最近ではLEDが多くなっていて、白熱電球を見かけることはほとんどなくなった。
路地を照らす白熱電球に引き止められるようにして、写真を撮った。
私が子どものころは明かりといえば白熱電球で、今もこの電球を見ると懐かしさを感じる。
そして、この電球が放つ黄色い光にはぬくもりがあると思う。
この白熱電球は、公的に設置されたものではなく、近所の人がぶら下げたものだろう。
なんでもない電球にこだわる粋な人だなと思った。