思い出はモノクロームその16 看板のすてきな文句

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西成の居酒屋に掛かっている看板

「アホにつける薬はあらへん 愛する西成」

西成の商店街の一角にある居酒屋の看板にこんな文句が書かれている。

これを見たとき「すてきな文句だな。西成にたむろする有象無象の人たちを端的に表している。言い得て妙だな」と思った。

 

私もこの「アホ」の仲間に入ることができているだろうか。

この「成り屋」という居酒屋は、緊急事態宣言下で休業しているが、再開されたら一度飲みに行ってアホについて話を聞きたいものだ。

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商店街の一角にある居酒屋「成り屋」

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店はシャッターが下ろされ、休業のお知らせが2枚貼られている

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せめてもの心意気か、営業しているかのような看板が店の前に立っている

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風に吹かれて、風鈴の短冊が寂しげに舞っていた