「春節」はやっぱり餃子でしょう

けさのラジオのニュースで、きょうが「旧暦の元日」であることを知った。

この日は中国では「春節」と呼ばれ、一年で最も重要な祝日になっている。

今年は新暦の2月12日が春節であることを1カ月ほど前に調べたが、すっかり忘れていた。

 

早速、中国の友人数人に年賀メールを打った。

そして、仕事帰りに地下鉄堺筋線日本橋駅で途中下車し、中国の物産を売っている店に寄って、冷凍の「餃子」を買おうと思っていた。

中国で春節につきものの料理といえば餃子だ。

ところが…。

 

店の前まで行って「しまった。部屋の冷蔵庫には冷凍室がないんだ」と気付いた。

仕方なく、通りを歩いていたところ、「水餃子」の看板が掛かっている店を見つけた。

春節はやっぱり餃子でしょう」と思いながら店に入った。

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店の名は「福来亭」。中国らしさを前面に出していないのがいい

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店内はがらがら。コロナ禍の影響は深刻なようだ

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酒は中国の北部を中心に飲まれている「白酒」を飲みたかったが、置いていなかった。「中国の酒なら何でもいいか」と「紹興酒」(税込み380円)を頼んだ

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酒のメーカーは「古越龍山」、中国で最大の紹興酒メーカーだろう。きょう飲んだ紹興酒はかなりうまいと思った

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きょうの主役の「水餃子」(1人前6個で税込み300円)。料理は餃子だけと決めていたので、2人前注文した。味はまずまずながら、日本人の好みを考えてニンニク抜きというのが残念だった

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餃子のたれは中国の酢にした。店の人に言って出してもらった。中国での経験から、これが一番うまいと思っている