きのうの仕事帰り、西成に着いてから松乃木大明神に寄った。
祠の周辺に猫の姿はなかったが、最近、私と時々遊んでくれる白黒の猫が元気に動き回っていた。
そのうちにキジトラの猫がやって来て、白黒の猫は警戒している様子だった。
しかし、しばらくして2匹が並んで座った。
はっとした。
白黒の猫は去年の春に生まれ、4匹が兄弟だった。
4匹はしばらく一緒に暮らしていたが、数カ月後に2匹の姿が見えなくなった。
いなくなった2匹のうちの1匹がキジトラの猫だった。
並んで座っていた2匹の猫はたぶん兄弟だ。
キジトラの猫がどこからか帰ってきたのだろう。
「再会を果たした兄弟か。血のつながりは残っていたんだ。よかった、よかった」と妙にうれしくなった。