中国で覚えた本格的「ミートソース」

きょうも朝からどんよりとした曇り空が続いた。

連休中から続いている作業が佳境を迎えていることもあり、家から出ることもままならなかった。

 

そうなると楽しみは食べることだけになる。

「よ~し、きょうはちょっと気合を入れるぞ」と、昼に「スパゲティミートソース」を作った。

これは中国で日本語教師をやっていたとき、同僚の日本人男性教師から教わったものだ。

その同僚は包丁さばきからして素人とは思えない腕を持ち、「僕が調理をしているところを日本人の彼女に見せたくないんです。料理が上手な男性は敬遠されることが多いですから」なんて、私には考えられない悩みを抱えていた。

 

さて、ネットでレシピを確認することもなく作ったミートソースの味は…。

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きのうサンディへ行って、材料を買い込んでおいた。左手前から時計回りに税抜きで、スパゲティ(79円)、牛・豚合い挽きミンチ(435円)、タバスコ(199円)、タマネギ(3個105円)、カットトマト(79円)。合わせて897円となった

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あえて「本格的」という理由はここにある。タマネギをあめ色になるまで炒める。洋食の定番とはいえ、けっこう面倒な作業だ

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合い挽きミンチとタマネギのみじん切りを炒める。ミートソースはその名の通り肉が主役なので、タマネギ以外の野菜は必要ないと思っている

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缶詰のトマトを入れる。缶詰はホールトマトで炒めないとと思っていたが、開けてみるとカットトマトで、すでにペースト状になっていた

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あめ色になったタマネギをフライパンに戻し、ケチャップ、黒こしょう、バターで味付けをする

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10分ほど煮込んで出来上がり。味見をしたが、カットトマトの酸味が効いていて、思った以上の味に仕上がった

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ゆでたスパゲッティにミートソースをかければ完成だ。食べるときにタバスコを振りかける。粉チーズを散らすと味が濁ると思っているので、私は使わない。久しぶりにミートソースを作り、なんだか中国での生活が懐かしくなった