私は高橋留美子の漫画『めぞん一刻』が好きで、学生時代によく読んでいた。
「一刻館」という古いアパートの管理人・音無響子と住人の浪人生・五代裕作の恋、それを取り巻く人たちの人間模様が描かれ、まさに高橋留美子独特の世界観「るーみっくわーるど」全開だ。
私も学生のころ古いアパートに住んでいたが、漫画のような物語は残念ながらまったくなかった。
私の仕事場がある中崎町界隈には、一刻館のようなアパートが何軒かある。
その前を通ると「この一刻館ではどんな物語が展開されているんだろう」と思う。
で、おととい仕事が終わってから、近くで猫を探していたところ、そんなアパートのうちの1軒で玄関にいる猫を発見した。
一刻館には響子さんの愛犬・惣一郎さんがいるが、猫もいたとは…。
早速、猫にカメラを向けた。