軒下で雨宿り

家の軒下で雨宿りをしていた猫

きのうの朝、家の周辺の路地をひと回りした。

雨がぽつぽつと降っていたが、傘を差さず少し濡れるくらいが涼しくて気持ちよかった。

 

「こんな雨の日はあそこだな」と、ある家の前に行った。

その家は空き家で、玄関の格子戸の前にキジトラの猫がいることが多い。

案の定、猫が板の上でうとうとしていた。

そこは玄関の軒の下で、濡れることはなく、風通しもよくて涼しかった。

「軒下で快適に雨宿りか。いい場所を見つけたもんだな」と思いながら、カメラを向けた。

やがて長々と横になって、本格的に眠り始めた

近くの木造のアパートでは、軒の上にいる黒猫を見かけた。屋根が上にあって濡れることはない。毛づくろいの最中に私が通ったので、その体勢のままこちらを見た。「ごめんごめん。邪魔するつもりはなかったんだよ」