この寒さじゃ池も凍るわな

けさの天王寺公園の池。水面に氷が張っていた

けさ、天王寺公園の池へ行った。

きのうからの冷え込みで、池に氷が張っているのではないかと思った。

冷え込みはきのうと比べればまだましだったが、それでも寒さに震えながら歩いた。

 

池に着いて西側から見ると、氷はかけらもなかった。

「もともとこっちは期待していない。狙いは東側だ」と歩いていくと、沼のようになっている東の岸に沿って氷が張っていた。

それを見て、「この寒さじゃ池も凍るわな」と思いながら氷のそばまで行った。

枯れたハスが氷に閉ざされていた

ハスの実も氷漬けになっていた

 

寒さなんかへっちゃらだい

きのう朝、西成の廃屋の窓にいた猫

きのうの朝、地下鉄の動物園前駅の近くにある柿の木が立つ空き地へ行った。

お目当ては空き地の脇の廃屋を根城にしている猫だった。

 

空き地のある路地に入ると、すぐに猫が走り去った。

お目当ての猫だった。

猫は空き地に入り、柿の木を登って、廃屋の2階の窓から私を見下ろした。

カメラを構える手がかじかんでいた私を尻目に、猫は「寒さなんかへっちゃらだい」と言わんばかりに元気だった。

空き地が見える場所に行き、こそこそと廃屋の窓を見た。猫が片方の目で私を見ていた。私に多少なりとも慣れてきたのか、きのうはここから少し近づいても逃げなかった

 

寒気が奏でる氷の楽譜

けさ、職場に近いJAの敷地で見たつららの群れ

日本付近に強烈な寒気が居座っている。

きのうの夜からけさにかけて、大阪でも雪が降り、積雪もあるのではと予想されていた。

しかし、雪はほとんど降らず、積雪って何?といった状況だった。

 

それでも寒気は厳しく、けさの出勤時も時々、手に息を吹きかけながら歩いた。

職場のマンションに近いJAの敷地に差し掛かろうかというとき、「あそこには人工の流れがあり、水車が回っているよな。流れが凍っていないかな。いや、流れる水が凍るほどの寒さじゃないか」と思った。

敷地に入り、とりあえず水車を見に行った。

流れは凍る気配もなかったが、よく見ると水車の柵に小さなつららが並んでいた。

そのつららは短いもので1センチ足らず、長いものでも5センチほどで、柵のワイヤーにてんでにぶら下がっていた。

その光景は五線紙に記された音符のように見え、「これは寒気が奏でる氷の楽譜だな」と思った。

JAの敷地の流れと水車。つららが下がっているのは、柵のほんの一部だ

 

懸案の「格安王将」へ

数日前に行った中華料理の店「格安王将」

数日前、印刷会社時代の同僚と、彼の地元である都島で一杯やった。

店は1年近く前に訪ねたとき営業していなかった「格安王将」だった。

 

この店の大将は、「餃子の王将」に勤めていたとき大東社長(2013年に殺害され死亡)と懇意にしてたというつわもので、その料理を一度食べたいものだと思っていた。

懸案の格安王将行きがようやく実現した。

大将は想像した通りの豪快な人で、酒や料理の安さにも驚いた。

店内は椅子席のみでけっこう広い。光の加減で、怪しげなカラオケスナックのように見えるが、実際はいたって明るく健全な店だ。昼が書き入れ時ということで、夜はたいてい空いているという

壁に貼られたメニューも豪快だ

まずは「生ビール(中)」(税込み480円)から。これはそれほど安くない

つまみは当然、「餃子」(税込み270円)。2人前注文した

ビールは1杯だけにして、その後はひたすら「ハイボール」(税込み270円)を飲んだ

つまみの2品目は「大盛りポテサラ」(税込み380円)。野菜もたっぷりだ

続いて「エビ入り寄せ揚げ」(税込み330円)を注文した。天ぷら専門店のようなからっとした揚げ方ではなく、ちょっとしっとした中華らしい天ぷらでうまかった

ラストは「天津飯のあたま」(税込み480円)にした。私の好物で、「あたま」なら十分につまみになる。結局、2人でしこたま飲んで食べても、6000円に届かなかった。大将の人柄も含めていい店だと思った



寒気の前触れか

けさのあべのハルカス方面

きのう、天気予報を見たら、10年に1度という強烈な寒気が日本付近に襲来すると言っていた。

大阪でも雪が降るとも言っていた。

「寒気だ雪だとはいっても、大阪のことだ。そう心配することはあるまい」と思いながらも、けさは震える寒さを覚悟して外に出た。

すると普段と変わらない感じで、「寒気はまだかいな」と思うくらいだった。

 

いつもの道を歩きながら、ふと振り返り、あべのハルカス方面を見た。

うっすらと赤く染まった雲が漂っていた。

「これは寒気の前触れかな」と思い、いつもの高速道路の高架下からあべのハルカスを見上げた。

日の出の方角が南に寄っていて、朝焼けの中心はあべのハルカスからはずれているが、煙のような雲がハルカスから立ち上っていた

 

お地蔵さんスタンプラリーに参加

松乃木大明神にあった「お地蔵さんスタンプラリー」の台

おとといの日曜日の午後、スーパー玉出へ行ったついでに、松乃木大明神に寄った。

境内に見慣れないものが置かれていた。

「お地蔵さんスタンプラリー」ののぼりが掲げられていて、何かと思って見ると、商店街の周辺のお地蔵さんを巡ってスタンプを集めると、抽選で景品がもらえるという催しだった。

全部で13カ所あるお地蔵さんのうち2カ所でスタンプを押せばいいという簡単なラリーで、「1等は海外旅行かな。それとも液晶テレビかな」と期待し、参加することにした。

台にはお地蔵さんの地図とスタンプの台紙が置かれていた

お地蔵さんの地図。今後も活用できると思い、ありがたくいただいた

スタンプの台紙

松乃木大明神のスタンプを押した

続いて、松乃木大明神に近い「水飲地蔵」へ行った。

このお地蔵さんは何度も前を通っているが、名前は初めて知った。

水飲地蔵

水飲地蔵のスタンプは青だった

せっかく参加したのだからと、景品の引換所を探しながら商店街を歩いた。

新世界に近い商店街の一角に引換所があった。

景品の引換所。私が行ったときは先客が数人いて、当たりが出たのか、鐘がカランカランと鳴っていた

ガラガラ抽選機を回すと白い玉が出てきた。残念ながらはずれで、もらったのは飴玉1個だけだった。当たりでも景品はレトルト食品やティッシュペーパーなどで、海外旅行や液晶テレビとはかけ離れたものだった。まあそれくらいがちょうどいいんだろう。だいたい、スタンプは「あめじぞう」となっているのだから、飴玉は大当たりといっていいはずだ

 

雨に濡れる赤い実

雨に濡れていたナンテンの実

きょうの未明から本格的な雨になった。

朝の出勤時も傘が必要で、周りを見ながら「冬の雨に打たれて、草や木もさぞ寒かろう。いや、このところ乾燥していたから、恵みの雨かな」と思った。

 

そして、勤務先のマンションの駐輪場に差し掛かったとき、ふと見ると赤い小さな実が雨に濡れていた。

その木はナンテンで、赤い実は縁起物として正月飾りにも使われる。

雨のベールをまとったナンテンの実はしっとりと美しく、濡れるのを覚悟でカメラを構えた。。

勤務先の駐輪場のナンテン。駐輪場の周辺にあったのはこれだけだった