「常在戦場」と反省したが…

きのうの夕方、阪堺電車今池駅へ入って来るチン電

きのうの仕事帰りに、阪堺電車今池駅の近くへ行った。

日の入りが早くなって、普通に帰ると夕焼けが見られる時刻にそこに着く。

しかし、きのうは西の空の雲が厚そうだったので、「スーパー玉出に寄って、すぐに家に帰ろう」と思っていた。

ところが…。

 

地下鉄の動物園前駅の出口に向かう階段を上りながら外を見ると、西の空に赤い雲がたなびいていた。

「えっ、そりゃないんじゃないの」と思いながら、いつものポイントへ急いだ。

しかし、ちょうどいい頃合いに来た下りの電車をタッチの差で撮り逃し、そのあとに来る上りの電車を待った。

ほんの数分の差だったが、空の様子は大きく異なった。

せっかくの夕焼けが薄くなり、「くそ~、前の電車を撮る気で動けばなんとか間に合ったものを」と悔しかった。

 

そこで浮かんだ言葉が「常在戦場」だった。

「常に戦場にいる心構えで事に当たれ」という戒めだ。

電車を見送ったあと、「常在戦場を旨としなくちゃな」と反省した。

それでも「そんなにいつも気を張っていられるわけがない」という気持ちの方が強かったのだが…。

同じ電車が恵美須町駅から折り返して来るのを待った。夕焼けはわずかに残っているだけで、電車の明かりが目立つばかりだった

 

「青春18きっぷ」の決算

8月半ばから1カ月近く楽しませてもらった「青春18きっぷ

きのうは台風14号近畿地方に接近し、ニュースなどでしきりに警戒を呼びかけていたが、風も雨も音沙汰なしの状態が続いた。

それでも本格的に出かけることなどできるはずもない。

昼前に阪堺電車今池駅へ行っただけで、午後は部屋でじっとしていた。

 

ということで、時間ができたので、先日使い終わった「青春18きっぷ」で乗った列車の運賃を合計し、決算をした。

その内訳は以下の通り。

 

8月12日 3410円

新今宮駅岡山駅 3410円

8月14日 3380円

妹尾駅→姫路駅 1690円

姫路駅→新今宮駅 1690円

8月28日 3370円

奈良駅亀山駅 1340円

亀山駅→新堂駅 510円

新堂駅→新今宮駅 1520円

9月7日 540円

高井田中央駅JR淡路駅 180円

JR淡路駅大阪駅 180円

大阪駅新今宮駅 180円

9月10日 4170円

天王寺駅船戸駅 1340円

船戸駅名手駅 240円

名手駅→隅田駅 420円

隅田駅→五条駅 190円 

五条駅天王寺駅和歌山駅経由) 1980円

 

運賃の総計は14870円になった。

切符は梅田の地下街にある金券ショップで11700円で買ったので、3170円安く上げることができた。

なにはともあれ、この切符を使った旅は思い出多きものだった。

どこかのCMで「思い出、プライスレス」という言葉を聞いたことがある。

青春18きっぷは1枚の小さな紙にすぎないが、まさにプライスレス、金では買えない貴重なものを私に残してくれた。

5日分を使い切ったことを示す駅のスタンプ。これを見ると、その日の出来事が走馬灯のように頭を駆け巡る

 

台風の置き土産

けさのあべのハルカス方面

台風14号近畿地方に近づき、遠ざかっていった。

昨夜、最も接近したのだろうが、想像していたような風と雨はなかった。

「大変なことが起こるかもな」と身構えていただけに、拍子抜けともいえる天気だった。

台風が予想進路の北寄りを進み、大阪からかなり離れたところを通過したためだろう。

自然現象なのだから、そんなこともある。

 

で、けさ早く起きて、外を見た。

台風一過の晴天とはいかないが、雲に切れ間があるように見えたので、いつもの高速道路の高架下へ行った。

雲は北からかなりの速さで流れてきていた。

切れ間があるように見えた雲は、空全体を覆い、朝焼けが期待できるような空ではなくなった。

「台風が通過した直後だから、こんなことは覚悟の上だ」と思いながら、空を眺めていると、あべのハルカスの壁面が朝日を受けて輝いた。

思わぬ光景が見られ、「これは台風の置き土産だな」と思った。

スタンバイしたのは日の出の時刻(きょうは午前5時44分)の25分ほど前だった。雲がわずかに赤く染まり、切れ間があるように見えたが…

あっという間に東の空全体が厚い雲に覆われた

朝日が雲の隙間から差して、あべのハルカスの南向きの壁面が淡い光を反射した

日の出の時刻を過ぎると、雲から青みが消え、あべのハルカスは刻々と表情を変えた

 

嵐の前の静けさ

きょうの昼前、阪堺電車今池駅に入って来るチン電

台風14号近畿地方に近づきつつある。

午後1時現在、台風は島根県益田市付近にあって、北東に進んでいる。

近畿地方には今夜、最も接近すると見られる。

岡山の実家からは、古い物置が強風で倒壊したという知らせも届いている。

しかし…。

 

私の家の周辺では、普段の曇りの日とさして変わらない状況が続いている。

空は厚い雲に覆われているものの、吹いているのはそよ風程度だといっていい。

「なんでかな?」と思いつつ、昼前にスーパー玉出へ買い物に行くついでに、阪堺電車今池駅へ行き、空の様子を電車と絡めて撮影した。

 

このままで済むとは到底思えない。

嵐の前の静けさなのだろう。

南から来たチン電。空はどこも同じように厚い雲に覆われていた

駅のホームの柵に止まったカラスものんびりとした様子だった

 

灰色の猫と触れ合えた

おとといの夜、東大阪市役所の北にある公園にいた灰色の猫

おとといは夜に会議があり、マンションを出たのは午後8時近かった。

「主や又三郎はどうしているかな」と思い、東大阪市役所の北にある公園へ行ってみた。

最近は別荘にいることが多い主が、本来の居場所である公園の中央に戻り、弟分の猫を従えていた。

 

その中に、灰色の猫がいた。

警戒心が強く、私が近づくとすぐに逃げてしまうが、このときは頼りになる兄貴分である主がいたからか、それなりに近づくことができた。

灰色の猫は「暗くなってから来るとはご苦労なこった。ゆっくりしていけや」と言いたかったのかもしれない。

それまで知らん顔をしていた灰色の猫と触れ合えて、気分よく家路につくことができた。

主と灰色の猫が並んでこちらをにらんだ

 

荒天は好天だから…

きのうの夕方、勤務先のマンションの屋上から見た西の空

きのうの朝、出勤して真っ先にやったことは、台風への備えを呼びかける張り紙の掲出、カラーコーンなどの飛びやすいものの片づけだった。

台風14号の影響が予想以上に早く、強風への対応に追われた。

 

そして、きのうは2カ月に1回の会議があり、夕方から夜にかけての残業となった。

天気は曇りで、時折、雨が舞っていた。

朝、あべのハルカス方面の空を撮り、「荒天は好天だ」と思ったので、残業の合間に屋上へ行き、荒れた空を狙った。

しかし…。

 

空は厚い雲に覆われ、カメラを向ける場所を探すのに苦労した。

屋上は風が思った以上に強く、倒れる恐れがあって三脚を立てることができず、手持ちでの撮影も座ってする始末だった。

それでも「荒天は好天だから」と思い、30分ほど粘ったが、期待したほどの成果を挙げることはできなかった。

台風の影響で荒れる空を眺められただけでも、それなりの成果ではあったが。

あべのハルカスも厚い雲の下

生駒山の上に広がる雲には、襲いかかるような迫力があった

北の空にわずかな青空が見えるときもあった

 

荒天は好天だ

けさのあべのハルカス方面の朝焼け

台風14号がひたひたと日本列島に接近している。

まだ大阪からははるかに遠い場所にあるが、きのうから風が強まり、影響がはっきりと感じられるようになった。

きのうの夜、天気予報を見たところ、きょうはずっと曇りの予想で、「台風が来ているんじゃどうにもならないな」と思いながら寝た。

ところが…。

 

けさ早く目が覚めて外を見ると、雲は厚いながらも、切れ間もあり、何か起こりそうな予感がした。

いつもの高速道路の高架下へ行った。

雲が少なかった東の空に次々に雲が流れてきて、やがて赤く染まった。

台風の影響による荒れた天気の走りといっていい空で、それが印象的な光景を見せてくれた。

「荒天は好天だな」と思いながら、東の空を見続けた。

スタンバイしたのは日の出の時刻(きょうは午前5時42分)の25分ほど前。東の空には染まるかどうか微妙な雲が浮かんでいた

徐々に雲が増えると同時に、雲の所々が赤く染まってきた

日の出の時刻の10分ほど前になると、雲がはっきりと染まり始め、「厚めの雲もなかなかやるじゃないか」と思った

日の出の時刻の5分ほど前。雲の色がかなりあせて、「もう終わりだな」と思ったが…

やがて、あべのハルカスの背後に広がる雲が、再び染まった