おとといの金曜日は仕事帰りに扇町公園に寄ったほか、昼休みに会社の近くの済美公園へ行った。
先日「胴吹き桜」を撮った木がどうなっているか気になったからだ。
その木はちらほらといった開花状況だったが、公園の反対側を見ると、白い花が満開になっていた。
その周辺にはソメイヨシノが2本植えられていた。
「この時期に満開になるはずはないんだが」と思って近づくと、それは公園の脇にある民家の庭に立つ木だった。
花が満開になると同時に葉も出ているので、たぶん「山桜」だと思われる。
仮に違っていても、「春らしい花を見ることができてよかった」と思ったことは間違いない。
せっかくの春だ。
大らかにいこう。
公園の敷地内から見た「山桜」だと思われる木。ソメイヨシノよりさらに淡いピンクで白に近い。葉が所々に見えている
ソメイヨシノの植樹が普及する前は、山桜が花見の主役だったという。満開の木は見応えがあり、なるほどと思わせる
花はソメイヨシノより大きく、めりはりが利いた開き方をしている
