おまけになった満月

きのう、勤務先のマンションの屋上から見た満月

きのうの夕方、日の入りと月の出を連続で見ようと、勤務先のマンションの屋上に上がった。

空を厚い雲が覆う芳しくない天気の中でも、西の空には雲の切れ間があり、まずまずの夕景を見ることができた。

しかし…。

 

東の空の雲には切れ間がなかった。

生駒山地から昇る月を見るのはかなり厳しい状況だった。

大阪の月の出の時刻は午後6時57分で、「月の出から30分たっても見えなければ引き揚げよう」と思い、その時刻になった。

機材を片付け帰ろうとして、念のためと東の空を見たら、ぼんやりと明るい部分が見えた。

再び撮影の準備をしたころ、月が雲のベールをまとうようにして姿を現した。

きのうは満月が主目的で、夕日はおまけのつもりで屋上に上がったが、結果はその逆だった。

おまけになった満月をしばらく見て引き揚げた。

月の出の時刻から40分ほど経過したころ。雲に隠れていた月がぼんやりと見え始めた

厚い雲から姿を現した月

月が姿を現したときには、街はすっかり夜の装いになっていた