きょうは久しぶりに予定のない日曜日で、早朝から出かけようと考えていた。
しかし、きのうの夜に見た天気予報が芳しくなく、近場でお茶を濁すことにした。
向かったのは、あべのハルカスを望むいつもの高速道路の高架下だった。
天気予報が芳しくないとはいっても、晴れと曇りのマークが混在していて、意外にいい空が見られるかもしれないと思っていた。
しかし…。
東の空はどんよりとした雲に覆われ、あろうことか雨まで降ってきた。
すぐに引き揚げるわけにもいかず、帽子をカメラの被せて雨をしのいだ。
そうこうするうちに、あべのハルカスの上空に雲の薄い部分が帯状に伸び、それが徐々に下がってきた。
残念ながらその部分も赤く染まることはなかったが、「空が見せたほほ笑みだな」と思いながら雲の流れを追った。