きょうは朝からはっきりしない天気になり、傘を持って出た。
しかし、勤務先のマンションに着いてスマホで天気予報をチェックしたところ、きょうの昼間は雨のマークがなかった。
それなのに、昼前に外で作業をしていたら雨が落ちてきた。
空を見上げながら、「そうだ。あそこへ行ってみようと」と歩き出した。
あそこというのは敷地の一角に立つカエデの周辺だ。
行ってみると、カエデは赤や黄に染まり、木の下には落ち葉が敷き詰められていた。
流水を止めているせせらぎが、枯山水のように見えた。
雨に濡れてしっとりとたたずむカエデの周辺を見て、「これはちょっとした紅葉の名所だな」と思った。