光芒が主役

きょうの夕方、勤務先のマンションの屋上から見た西の空

きょうは夜に勤務先のマンションで会議があり、残業が決まっていた。

会議までには時間があり、屋上から夕日を狙うつもりだった。

おあつらえ向きに、昼ごろまでぐずついていた天気も午後は持ち直し、晴れ間が見えるようになった。

勇んで屋上に向かった。

すると…。

 

西の空には厚い雲が広がっていて、夕日は雲の背後にいた。

その代わり、いやそれだからこそ、雲の隙間から光が筋になって差していた。

きょうは夕日ではなく、光芒が主役だった。

スタンバイしたのは日の入りの時刻(きょうは午後4時52分)の15分ほど前だった。あべのハルカスの周辺に降り注ぐ光芒が強烈だった

ビル街のすぐ上に雲の切れ間があったが、それはわずかなもので、夕日のほんの一部しか見せてくれなかった