最近、家に帰る際の日課が一つ増えた。
近くの路地裏に新参者の猫が現れて、その様子を毎日のように見ている。
猫は2匹いて、柄は違うものの年格好がそっくりで、兄弟であることは間違いない。
2匹ともそれなりに人に慣れていて、私が通りかかると「ニャーニャー」と鳴きながら暗がりから姿を現す。
白黒の猫はより人懐っこく、私にすり寄ってくる。
キジ白の猫は警戒心が少し強く、なかなか近寄らせてくれない。
幼い2匹の猫は元気いっぱいで、じっとしていることがほとんどなく、夜の路地裏での撮影はちょっと苦労する。
それでも久しぶりの新しい命だ。
長い付き合いになることを願う。