きのうの朝、ラジオを聴いていたら、ニュースで「今夜、金星と木星が大接近して、明るい2つの星が並んで見えるでしょう」と言っていた。
ついでに「日本の広い範囲で晴れて、観測のチャンスがあるでしょう」とも言っていた。
それを聴いて、「2つの星が大接近といっても、しょせん惑星同士だろう」と思い、天気もそのときは雨がぱらついていて、「何をのんきなことを言っているんだ」と思った。
しかし…。
出勤時に調べると、天気予報は昼すぎから天気が持ち直し、夜は晴れと出ていた。
2つの惑星の隔たりも満月ひとつ分くらいで、思った以上に近いことがわかった。
金星の明るさはマイナス4等、木星はマイナス2等で、全天で太陽と月に次ぐ明るさとなっている。
そんな明るい星が織りなす天体ショーを見逃す手はないと思った。
そして、「せっかくの天体ショーだから、一工夫するか」と、職場の近くで2つの星を見上げた。
で、一工夫というのは、先日行った東大阪市役所22階の展望台から、金星と木星の大接近を街の夜景と絡めて撮ろうということだった。