紅葉の京都その2 東海道自然歩道に沿って

京都の嵐山に近い東海道自然歩道沿いの紅葉

きのう京都へ行くに当たり、紅葉の撮影ポイントを考えた。

私は人混みが苦手で、普段は名所といわれる場所にはほとんど行かないが、今回はなけなしの金をはたいて行くのだからと、渡月橋のほかに紅葉の名所とされる3つの寺を訪ねることにした。

しかし…。

 

朝の渡月橋での撮影のとき、予想以上の写真愛好者がいて、「平日とはいえ、紅葉シーズンのピークだからな。それにしても…」と思った。

撮影を終え、次の目的地である寺へ向かおうと、道の脇にある地図を見た。

川沿いに「東海道自然歩道」が延びていて、せっかくだからとその道を歩いた。

すると…。

 

道が川沿いから離れ、ちょっとした坂道を上ると、すぐに見事に染まった木が現れた。

その周辺にも数多くの紅葉があり、人影もまばらだった。

それを見て、「わざわざ人混みに飛び込まなくても、紅葉の京都を感じることができるだんな」と思い、寺へ行くのを見送って、東海道自然歩道沿いの紅葉の撮影を始めた。

階段を上り切った場所で真上を見た

天気がよく、空気も澄んでいて、赤く染まった葉が鮮烈だった

赤が塊になったように見える場所もあった

背景が暗いと赤い葉が浮き上がって見える

ふと足元を見ると、緑の苔の上に落ちた赤い葉に木漏れ日が差していた

柿の木が1本だけ立っていた。実をたくさんつけていたが、収穫する人はいないようだ