紅葉の京都その3 愛宕念仏寺

京都の愛宕念仏寺の羅漢像

おとといの京都の紅葉を訪ねる旅、当初は渡月橋のほかに紅葉の名所とされる3つの寺へ行く予定だった。

しかし、渡月橋で人の多さにうんざりし、予定を変更した。

それでも3つの寺すべてを見送ったわけではなく、当初から本線と考えていた「愛宕(おたぎ)念仏寺」へは足を延ばした。

 

この寺は紅葉もさることながら、多くの羅漢像が並んでいることで知られる。

行ってみると羅漢像の数は想像した以上で、見頃を迎えた紅葉とともに私の目を楽しませてくれた。

本堂の脇から紅葉を見た

由緒ある寺には珍しく本堂も公開されている。本堂と紅葉の絡みは、静かな美しさを感じさせてくれた

境内の最上部から下を見た。紅葉の下に数多くの羅漢像が並んでいる

紅葉とその向こうにずらっと並んだ羅漢像

羅漢像とその背後の紅葉を見上げた

羅漢像の群れの所々に日が差していた

羅漢像は昭和時代の終わりごろから一般の参拝者が彫ったもので、その数は1200体に及ぶという。表情はさまざまで、ユーモラスなものも少なくない

子どもに読み聞かせをしている羅漢像。お釈迦様の弟子である羅漢だが、この寺の像は血が通った人のようで温かみのあるものが多い

緑の苔が伸ばした髪のように見える羅漢像