きょうの仕事帰りに、東大阪市役所の北にある公園へ行った。
園内の木々がかなり色づいていて、紅葉の本番到来を感じさせた。
園内の各所に街灯があり、紅葉の一部を明るく照らしていた。
空を見上げると、半月より少し太い月が輝いていた。
「これは紅葉と月を絡めて撮れそうだな」と思い、場所を探した。
そして…。
紅葉と月を撮ったあと、しばらく空を見上げていると、雲に隠れていた木星が顔を出した。
月と木星が接近していることは知っていた。
「これはこれで一つの天体ショーだな」と思い、カメラを向けた。
月と木星の接近は大した天体ショーではないが、今月8日には見逃せない天体ショーがある。
それは皆既月食だ。
大阪で皆既月食が見られるのは、去年の5月26日(この日は天気が悪く見ることができなかったが)以来のことだという。
それでも皆既月食はそう珍しい現象ではない。
特筆すべきは、この日は太陽系第7惑星の天王星が皆既月食中に月に隠れる「天王星食」が見られることだ。
これは極めてまれな現象だ。
過去5000年間で一度もないという。
ただ、天王星は6等星で、大阪市内で肉眼で見ることはほぼ不可能だ。
望遠レンズを使えばなんとかなると思うが。
さて、この天体ショーをどこで狙おうか。