きょうの午後、帰省先の岡山からUターンした。
行きと同様に、帰りもJRの在来線を利用した。
その途中、姫路駅で電車を乗り換えるとき、ふと「姫路城が見たいな」と思った。
世界遺産である天下の名城・姫路城は、新幹線の中から嫌というほど見ているが、実際に行ったことは一度もなかった。
夕方に近づいたころで、城内を詳しく見学する時間はなかった。
あまり大きな期待はせず、夕暮れの日差しを頼りに、「白鷺城と呼ばれる姫路城が夕日に照らされて、赤鷺城になるといいな」くらいにしか考えていなかった。
ところが、西の空の雲が驚くほど染まり、天下の名城の迫力ある夕景を見ることができた。