神社に油揚げ

新世界の「福永大神」の祠に、見慣れないものが供えられていた

きょうの仕事帰りに新世界に寄った。

あまりの暑さに「これを撮ろう」というアイデアも気力も湧かず、新世界に行けば何かあるだろうと思った。

地下鉄の恵美須町駅を出ると、条件反射のように猫を追いかけたくなる。

とりあえず駅からそう遠くない「福永大神」へ行った。

 

そこで「これは何だ」と思うものを目にした。

祠や狛犬に供えられていた黄色いケーキのようなものだ。

近づいてよく見るとそれは油揚げだった。

そのとき「そういえば、ここはお稲荷さんだった。お稲荷さんといえば狐、狐といえば油揚げがつきものじゃないか」と気付いた。

稲荷神社、狐、油揚げの関係はよくわからなかったが、油揚げが供えられているというめったに見ない光景を目前にして、撮らない手はないなと思った。

狛犬(いや狛狐か)の足元にも油揚げが供えられていた

油揚げは1枚丸ごと供えられていた。最初に見たときは、猫の餌としてケーキが置かれているのかなと思った

福永大神の境内

鳥居には「新世界稲荷神社」の札が掛かっている