2020-12-22 大和川の堤防の上に祠があった おとといの朝、大和川で電車や霜の写真を撮ったあと、堤防に上がって帰ろうとした。 そこにしっかりとした祠があった。 「ここにあるってことは、祈願したのは治水だな」と思って近づいた。 祠にあった小さな石碑を見ると、やはり治水を祈願したものだった。 建立されたのは昭和29年で、祭られているのは地蔵尊と白龍大神だった。 大和川の堤防上に立つ祠 「雲上地蔵尊」が祭られている 白龍大神 傍らに石碑がある。漢字とカタカナ混じりで書かれていて、時代を感じさせる。その記載するところによると、明治2年に大和川が氾濫し、寺の墓石を投じて災害を食い止めた。そして昭和になって川を大改修した際、川底から地蔵尊が引き揚げられた。ここに祭られているのは、その地蔵尊だという