大和川の堤防の上に祠があった

おとといの朝、大和川で電車や霜の写真を撮ったあと、堤防に上がって帰ろうとした。

そこにしっかりとした祠があった。

「ここにあるってことは、祈願したのは治水だな」と思って近づいた。

祠にあった小さな石碑を見ると、やはり治水を祈願したものだった。

建立されたのは昭和29年で、祭られているのは地蔵尊と白龍大神だった。

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大和川の堤防上に立つ祠

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「雲上地蔵尊」が祭られている

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龍大

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傍らに石碑がある。漢字とカタカナ混じりで書かれていて、時代を感じさせる。その記載するところによると、明治2年大和川が氾濫し、寺の墓石を投じて災害を食い止めた。そして昭和になって川を大改修した際、川底から地蔵尊が引き揚げられた。ここに祭られているのは、その地蔵尊だという