きのうの朝、出勤途中で職場に近いマンションの敷地を通ったとき、「えっ、いつのまにこんなものが」と思うものを見かけた。
「忠犬ハチ公像」ならぬ「忠猫クロ像」だ。
実際には消火用の送水設備の上に黒猫が乗っていただけだが、一瞬、像が建立されたのかと思った。
そういえば、犬は人に忠実であるためか、ハチ公だけでなく、東京・上野の西郷隆盛像も犬を連れているし、私のふるさと岡山の玄関口である岡山駅には犬を従えた桃太郎像がある。
それにひきかえ、猫を顕彰するために何かを作ったという話は聞いたことがない。
まあ、それだけ猫が人にこびることなく、独立心を持って生きているということなんだろう。