雲はなくても

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雲ひとつない東の空が赤く染まった

けさ早く目が覚めて外を見たら、薄い雲が低空を漂っていた。

「高速道路の高架下もそろそろ賞味期限切れだな」と思いながら行ってみた。

西の空に漂っていた雲はなくなり、快晴の空となっていた。

「雲なしでは、空は染まらないだろうな。狙いを変えようか」とも思ったが、別のターゲットも思い浮かばなかったので、いつものポイントに三脚を立てた。

 

すると空の底からうっすらと染まり始め、「雲はなくても、それなりには染まるんだな」と思った。

ただ、朝焼けの中心はあべのハルカスの南に移っていて、空に「そろそろ別の場所を探せよ」と言われているような気はしたが。

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日の出の時刻(きょうは午前6時13分)の20分ほど前。空の底がほのかに染まってきた

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赤く染まった空はわずかな時間だけで、すぐに色あせてしまった