けさ6時前に目が覚めて外を見たら、西の鉄塔の周りが薄く染まっていた。
休みの日で時間に余裕があるので、ベランダに出て三脚を立て、日が当たっていく様子をじっくりと見た。
すると鉄塔の両側のビルに日が当たっているのに、鉄塔には当たっていない時間帯があるのに気付いた。
鉄塔の方がはるかに高いのに変だなと思って調べてみた。
この光景を演出したのは「あべのハルカス」だった。
この時期、鉄塔から見るとあべのハルカスの方角から日が昇ることになる。
鉄塔があべのハルカスの影に入ると、ちょっと不思議な光景が見られるというわけだ。
さまざまなビルが立ち並び、光と影を織り成す都会の朝は面白い。