きのうの仕事帰りに東大阪市役所の北にある公園に寄った。
日差しはなく、風もそこそこあったが、蒸し暑さが残っていた。
又三郎が小さなマンホールの上でくつろいでいた。
私が近づくと、こちらをぎろっとにらんだ。
そのとき、中学時代の理科の授業を思い出した。
「マンホールのふたは鉄だ。鉄の熱伝導率はだな、空気はもちろん、土よりも高い。ということで、日陰にあるマンホールのふたの上は、ひんやりとして快適だってことだ。わかるか」と先生に言われているような気がした。
又三郎も暑さのしのぎ方を心得ている。