秋雨前線はけさ早く短いあいさつをしたあと、本気を出し始めたようだ。
朝の通勤のとき、地下鉄中央線の長田駅から出ると、雨がしとしとといった感じで降っていた。
途中のJAの畑の脇を通った際に、野菜も雨に濡れているんだろうなと思い、ちょっと寄ってみた。
ミニトマトに小さな水滴がたくさん付いていた。
適度なお湿りといった感じで、ミニトマトも「このくらいの小雨なら歓迎だよ」と言っているようだった。
ところが、秋雨前線の攻撃はそんな甘いものじゃなかった。
勤務先のマンションに着いてしばらくすると大雨になり、視界が妨げられるほどだった。
その後もほぼ終日の雨で、何度も外に出て状況を確認した。
大雨に見舞われたJAの畑の様子が気になり、帰りも畑に寄った。
ミニトマトの水滴は大きくなっており、ぽたぽたと下に落ちていった。
ミニトマトの「小雨は歓迎だけど、激しくたたかれるような大雨は勘弁してほしいよ」という声が聞こえるようだった。
あす以降も同じような天気が続くらしい。
災害が起きないことを切に願う。