夜空に浮かぶ星雲のよう

赤く染まった雲とその間に顔を出した月

きょうは朝から好天に恵まれた。

しかし、仕事を終えて帰るころには、雨が降ってもおかしくないようなぱっとしない天気になっていた。

それでも西成に帰り着いて西の空を見たら、雲の間から夕日が顔を出していた。

「何が撮れるかわからないが、とにかく部屋のベランダに出てみよう」と思い、急いで帰った。

すると…。

きょうは日の入り後の上空の雲に目を見張った。

濃淡があり、尾を引くような形の雲は、まるで夜空に浮かぶ銀河や星雲のようだった。

日の入りの直後。長い雲は衝突する銀河のように見えた。左下の雲は、渦巻銀河も角度によってはこんなふうに見えるかなと思わせた

日の入りの少し前。厚い雲を脱して夕日が沈んでいった

沈む直前の夕日

夕日が姿を消したころ、空が口を開けたような形で、赤い雲が見えていた