思い出はモノクロームその12 こんなところにお地蔵さんが

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路地の突き当たりのお地蔵さん。少し左に傾いている

きのうの朝、飛田新地をひと回りしたあと、商店街を歩いて帰った。

そのとき、ふと脇の路地を見たら、突き当たりに立派なお地蔵さんが立っていた。

「こんなところにお地蔵さんが」と思い、ちょっと寄ってみた。

祠の上を立派な屋根が覆っていて、雨が降っても濡れないようになっていた。

 

けさ、雨がしとしとと降る中を再び出かけた。

やはりお地蔵さんは濡れることなく、堂々としていた。

名前はわからなかったが、信仰心のあつさを感じさせるお地蔵さんだった。

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お地蔵さんを下から見上げる。屋根は驚くほど立派だ

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祠の中に安置されている御本尊。満面に笑みをたたえているように見え、親しみがわく

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祠の傍らの石仏は威厳がある

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祠の前に置かれている賽銭箱。平仮名で「さいせんばこ」と書かれているのがお茶目だ。「勝手に写真を撮らせてもらいました。お騒がせしました」とわずかばかりの金を入れてふと見ると、脇のふたが壊されていた