きょうの夕方、中村食堂へ行った。
部屋でやるべきことが残っており、酒は1本、それもビールに限定しようと思っていた。
ところが…。
私のすぐあとに年配の女性が入ってきた。
その女性はうどんを頼んだあと、壁に貼られたメニューをじっと見ていた。
その時点で私は缶ビール1本とつまみ1品を頼み、その後、何かを食べて帰ろうと思っていた。
しかし、女性は次から次へと注文し、そのすべてが持ち帰りだった。
おばさんはその調理に追われ、私が注文することなどできる相談ではなかった。
結局、その女性が払ったのは2500円、持ち帰りを中心にこんなに頼む人はほとんどいない。
「珍客」の来訪で、時間を持て余した私は、自分に言い訳をしながら思わぬ深酒をしてしまった。
まあ、やるべきことは、あすの朝に繰り延べすればいい。