きのうの出勤途中、東大阪市役所の近くに差しかかったとき、ふと空を見上げると、抜けるような青い空に白い雲が幾筋も漂っていた。
それほど珍しい光景ではないはずだが、それを見てなんだか爽快な気分になった。
人の心は天気に左右されるんだなとしみじみ思った。
きのうの月を見て、「この月はどんな月なんだ」と思いネットで調べてみた。
すると月の満ち欠けは、私の頭では理解不能なくらい複雑であることがわかった。
まず月の満ち欠けの周期は「平均約29.5日」と出ていた。
「平均ってどういうこと?」「約って何よ」
そして、月の形を表す数字だと思っていた月齢も、満ち欠けと正確に対応しているわけではないことがわかった。
「???」、もう頭がパニックだ。
月は楕円軌道を描いて地球を回っており、地球に近いときは速く、地球から遠いときは遅く動くのが不規則さの原因の1つらしい。
「惑星と太陽を結ぶ線が一定時間に描く面積は等しい」というケプラーの第2法則が月の運動にも当てはまる。
「これは高校のとき習ったな」と納得。
しまいには「どういう法則で動いていようが、見えている月はそのときの月でしかないんだから」と割り切ることにした。
で、きのうの月は「半月」で、これから細くなっていく「下弦の月」であることがわかった。