暑さしのぎのカギ、そしてさくら猫

きのう阪堺電車今池駅に近いスーパー玉出で買い物をする前に、いつものように松乃木大明神へ行った。

きのうの大阪市の最高気温は35.3度で3日連続の猛暑日となった。

猫は暑さをしのぐため、思い思いの場所で過ごしていた。

そのカギは地べただった。

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石碑の礎石の上で眠る子猫。ひんやりとして気持ちよさそうだ

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母猫は土の上で眠っていた

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父親だと思われる猫は、神社から少し離れて塀に沿った隙間で過ごしていた

真ん中の母猫の写真を見て驚いた。

右耳の先端がカットされ、「さくら猫」になっていた。

さくら猫はオスに去勢手術、メスに避妊手術を施して元の場所に戻す活動で、オスは右耳、メスは左耳をカットする。

この猫が子猫に授乳している姿を見たこともあるので、メスであることは確かだ。

間違って反対側の耳をカットするとは…。

 

いつからさくら猫になったのか気になって、以前の写真を見てみた。

すると7月4日に撮った写真では普通の耳をしており、7月17日撮った写真ではカットされている。

授乳期間が終わるのを待っていたのかもしれない。

 

いずれにせよ、この母猫にとっては、いま身近にいる子猫が最後の子どもということになる。

人と折り合いをつけて生きるしかない猫の宿命なのだろうが、なんだか切なくなった。