最後のとりでが落ちた

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松乃木大明神に近い路地にいた子猫

きのうの朝、少し早めに出て松乃木大明神へ行った。

境内に近い路地に置かれた長椅子の下に子猫がいた。

この猫の姿をずっと探していた。

 

10日ほど前の夜、松乃木大明神の境内で猫を探していると、2人の女性がやって来た。

2人は大きなケースを抱えていて、その中から子猫が出てきた。

子猫は右耳がカットされ、「さくらねこ」になっていた。

2人はボランティアで、「これでこのあたりの猫の世話も終了ね」と言っていた。

 

子猫は松乃木大明神の猫の中で、去勢も避妊もされていない猫の最後のとりでだった。

それがついに落ちた。

ケースの中から出た子猫は、よほど怖かったのか一目散に逃げ、その後、姿が見えなくなっていた。

少し時間が経過して、子猫は心と体の傷が癒えたのか、ようやく私の前に姿を現した。

去勢や避妊を強いられる猫に対してはいろいろな思いがあるが、人の世話になりながら街で生きる猫の宿命なのだろう。

さくらねこになった子猫が、これからも松乃木大明神の周辺で元気に暮らしてくれることを願う。

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子猫の右耳がカットされている。オスだったことがわかった