中村食堂の新メニューと隠し玉

きのうの仕事帰りに、西成の中村食堂へ行った。

先週は時間の関係で行けなかった。

そのためか、おばさんに「元気だったの？」と多少の嫌味を含んだようなあいさつをされた。

壁に張られたメニューを見ると、「ヒイカのボイル」という新メニューがあった。

「へえ～、初めて見るね」と言うと、おばさんが「おいしいわよ。食べてみて」と薦めるので、試してみることにした。

そして、きのうのお目当ては、この店の隠し玉だった。

きのうの中村食堂。時刻は午後4時半すぎだったが、赤ちょうちんの明かりがはっきりわかった。日暮れが少し早くなっている証しかもしれない

「ヒイカのボイル」（税込み300円）。私のふるさとの岡山で「ベカ」あるいは「ベイカ」と呼ばれる小さなイカだ。酢みそとの相性が抜群で、酒のおともにもってこいだ

隠し玉とはこれ。中村食堂ではメニューにはない一品を毎日作っているらしい。常連のおばさんが以前、注文していてその存在を知った。初めて注文したきのうの隠し玉は「肉じゃが」（税込み250円）だった。これがなかなか上品な味付けで、京風といえる味だった

酒は「缶チューハイ」（税込み250円）。この店の酒で飲んでいないものはとっくになくなっている

締めは「ラーメン」（税込み200円）にした。つまみを2つ頼んだので、支払いを1000円以内で収めるためにはこれしかなかった。いつも思うが、酒のあとのラーメンはどうしてこんなにうまいんだろう