中村食堂でうなぎのダメ押し

きのうの夕方、天神橋筋の定食の店でうなぎを食べた。

土用の丑の日」のきょうは、昼にスーパーのうなぎ弁当を食べた。

そして、きょうの夕方、西成の中村食堂へ行って、「うなぎ丼」を食べた。

 

野球で先制、中押し、ダメ押しといえば理想的な点の取り方だとされる。

きのうからきょうにかけて、私はうなぎの先制、中押し、ダメ押しをしたといっていい。

 

ところで、きょう中村食堂に行くと、おばさんから「あれっ、きょうは金曜日じゃないわよ」と言われ、「土用の丑の日だからね」と答えると、「うなぎを安く食べられるのはうちくらいしかないか」と、魂胆を見透かされていた。

いやはや…。

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きょうの中村食堂。見慣れない自転車(右)がとまっており、先客が1人いた

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中村食堂の「うなぎ丼」(税込み650円)。難癖を付けようとすればいろいろあるが、値段との兼ね合いでいえば十分な味だろう

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酒は「缶ハイボール」(税込み350円)にした。土用の丑の日とうなぎを結びつけたのは、江戸時代の異才・平賀源内だという説がある。「うし」と同じ「う」で始まるうなぎを食べるといいと言ったらしい。それなら「ウイスキー」の「ウ」も同じだろうと思った。よく考えると本来の英語の発音は「ウ」ではないが…

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つまみはうなぎ丼に付いていた「たくあん」。たった2切れで、サービスしてもらうより少ない。おばさんは「足りなかったら追加するわよ」と言ってはいたが

なにはともあれ、土用の丑の日の前日と当日の2日間で、通常の半年分のうなぎを食べたような気がする。

もう十分だ。

ただ、今年は土用の丑の日が8月2日にもう一度やって来るのだが…。