地下鉄の南森町駅で、またすてきな取り組みが始まっている。
券売機の近くで少し前まで続いた「にゃんばろうをつくろう!」に代わって、新型コロナウイルス感染拡大阻止に奮闘する医療従事者への感謝の言葉が張り出されている。
医療従事者は「戦争」とも形容されるコロナ禍との闘いの最前線にいる人たちだ。
新型コロナウイルス感染がひとごとではないだけに、感謝の言葉からも差し迫った状況が感じられる。
今回のコロナ禍で、私は医療現場で奮闘する人たちが羨ましいと感じている。
新型コロナウイルスという大きな「敵」に敢然と立ち向かえる。
その奮闘を批判する人はいないはずだ。
一方、安倍首相をはじめとする政治家が対策を打ち出せば、やれ対応が遅いだの、やれ効果が薄いだのと必ず批判が伴う。
仮に私が「コロナとの闘いで何かできることはないか」と考えても、自分が感染しないようじっとしているしかない。
「生まれ変わることができたら医者になりたい」、それが私のかなわぬ願いだ。