新型肺炎あれこれ

きょうの夜、大阪市の中心部でちょっとした打ち合わせがあり出席した。

それが終わってから、「せっかくだから、大阪一の繁華街・心斎橋筋で新型肺炎の影響を探ってみよう」と思い歩いて行った。

中国の旧正月である春節の休みがきのうまでだったためか、金曜日の夜にしては人通りが少なかった。

しかし、歩いている人の半数以上がマスクをしていた。

驚いたのは、通りに面したショップの店員がほぼすべてマスクをかけていたことだった。

心斎橋筋の中心部にあるデパート「大丸」の入り口に張り出されていた看板。書かれている通り、店内では従業員がマスクを着用して接客していた

心斎橋筋のドラッグストア。マスクの棚を店頭に出し、中国人旅行者とおぼしき人たちが次々に買い求めていた

中国語の宣伝文句。日本語でいうと「伝染病予防に超オススメ」といったところだろうか

新型肺炎の影響は深刻だが、過度に神経質になると偏見を生むことになりかねない。

このところ、そういったニュースを見ることも多くなった。

「日本ではまだ大騒ぎする段階じゃないはずだ」と思いながら、家路を急いだ。

すると…。

南海電鉄の天下茶屋駅の改札前に告知が張り出されていた。新型肺炎について英語、日本語、中国語で注意を促している

告知には「落ち着いて（改行で、「落ち着」しか見えないが）」と書かれている。そう、それが肝心だ