今年2月から毎週月曜日に「中国写真館」を続けてきた。
このあたりでしばらく休止して、次のシリーズに移りたい。
その名は「ぶらっと天神橋筋」。
私の今の職場からそう遠くないところに、日本一長い商店街「天神橋筋商店街」がある。
これまでもたまに行って、店や料理の写真を撮っていたが、せっかくだから商店街をぶらっと歩きながら、いろいろな店を訪ねたいと思った。
天神橋筋商店街は天神橋一丁目から天神橋六丁目まで、南北2．6キロにわたって続き、その間に約600の店が軒を連ねているという。
きょうは商店街の南の入り口である天神橋1丁目商店街、通称「天1」へ行った。
そこで出合ったのは、意外にうまい何でもない料理だった。
天神橋筋商店街の南の入り口。天1の始まりでもある
スタート地点にしたアーケードの入り口に最も近い店がこれ。店の名は「世界」。ぱっと見にはおしゃれで大衆的なバーのようにも見えるが
こんなコテコテののぼりもあって、気軽に寄れる居酒屋であることがわかる
注文したのは看板メニューである「いか焼き」。イカを切って炒めたどこにでもある料理だと思いきや、イカが入った簡単なお好み焼きのような料理だった。聞けばこれは大阪名物だという。なるほど、何でもない料理なのに意外にうまかった。値段は270円、一緒に頼んだハイボールが380円で、締めて680円だった。「あれっ、650円では？」と思って聞くと、消費税がかかるという。どういう計算かわからなかったが、まあいいかと深くは考えなかった
