
きょうの旅行の主たる目的地である兵庫県の浜坂海岸。高い波が押し寄せ、黒い雲が垂れ込めて台風の接近を感じさせた。これはこれで見応えがあった
きょうは私が勤めている印刷会社の社員旅行に参加した。
大手旅行会社H.I.S.の日帰りツアーに乗っかったもので、行き先は隣県である兵庫県の山陰側だった。
印刷関係のグループは2社で構成されており、合同で社員旅行を企画するのは初めてということだった。
台風17号が接近しており、たぶん中止だろうなと思っていたら、きのうの夜「予定通り行きますよ」という連絡が入った。
正直、雨の中の旅行は気が重たかったが…。
けさは予想通りの曇天で、なんだか雲行きが怪しかった。
しかし「天気が悪いから行きません」などと言えるはずもなく、早起きしてJR大阪駅に近い集合場所に向かった。

集合場所は大阪駅の少し西にある毎日新聞社のビルの前だった

最初の目的地は兵庫県の出石町。昔、この町の郊外に仕事で行ったことがあるが、観光地になっている街並みに行くのは初めてだった。なかなか風情のある街だ

出石といえば「そば」。特にこだわりもなく、目に付いた店に同僚と2人で入った

注文したのは当然そばで、わんこそばのような少ない量のそばが6皿盛られて出てきた。値段は税込みで850円。バスの中で酒を飲んで酔っ払っていたので、味についてのコメントはできない。そして、ここでも地元の酒を注文した

きょうは悪天のためクルーズが中止になり、目的地は実質的に2つだけになった。そのうちの後半、目玉中の目玉がここだ。見た目はさえないが、「竜宮城」のような場所だといっていい

ここでは鯛や平目の舞い踊りは楽しめないが、豪華な海鮮の食べ放題はまさに竜宮城のようだ。まずは、あこがれの「イクラ」。だじゃれのようだが、本当に「いくら」載せてもいい

続いてこちらもあこがれの「ウニ」。これだけ大量にあると不気味なほどだ。これも当然、載せ放題

載せるというのはこういうこと。丼にごはんを少しだけよそい(海鮮だけというのはルール違反)、その上にイクラとウニをごっそり載せる。これを2杯平らげて、帰りのバスで少し気分が悪くなった。このほかにもサザエやホタテ、カキといった普段はなかなか思い切って食べられない海鮮が食べ放題になっている。これを竜宮城と言わずして何と言おうか