淡路駅でも電車の後ろ姿

阪急京都線の電車の後ろ姿

きのうの夜、高槻で京都の友人と一杯やった。

高槻へ行く際のおまけのような楽しみが、淡路駅での電車の撮影だ。

これまでは地下鉄堺筋線との相互乗り入れの電車が来るのを待って、ホームから撮っていた。

 

きのうは狙いを変えた。

前日の近鉄奈良線石切駅での撮影で、「電車の後ろ姿もなかなかだな」と思い、淡路駅でもそれを狙った。

大阪梅田に向かう阪急京都線の電車(右)と堺筋線に向かう電車

堺筋線の電車。どこから光を受けたのかわからないが、側面が輝いていた

 

思わぬところで夕日と遭遇

きのう、西の空に沈んでいく夕日

きのう、仕事が終わってから、近鉄奈良線石切駅に向かった。

狙いは夜の電車の後ろ姿だったので、時間にはかなりの余裕があった。

そこで、電車で直接行くことはせず、近鉄けいはんな線新石切駅で電車を降りて歩いて行った。

 

石切駅生駒山の麓の斜面にあるので、周辺に見晴らしのいい場所がある。

以前、特急「あをによし」を撮った階段から大阪の市街地を見下ろしたあと、駅へ行った。

夕日が六甲山に沈もうとしているのが見えた。

「これを撮らない手はないな」と、見晴らしのいい場所を探したら、駅から歩いて1分とかからない駐車場にいい場所があった。

思わぬところで夕日と遭遇した。

夕日がふたつに分かれるようにして沈んでいった

夕日が、その上の空を赤く染めた

夕日が姿を隠した。これで夕景の撮影は終了とした

 

火星はどこだ

きのうの夜の月。雲がかかっておぼろになっている

おととい、その日の夜に見られる月と金星の接近を撮ろうとネットで状況を調べ、次の日に月と火星が接近することを知った。

しかし、おとといの撮影後、「金星との接近でも、それほどの絵にはならない。ましてや金星より暗い火星では」と考えて、見送ろうと思っていた。

 

きのうの夜、石切駅での苦しい撮影を終えて、西成まで戻った。

西の空を見ると、薄い雲が広がり月と金星がおぼろに見えていた。

それを見て、「この状況なら、月と火星の接近もなんとかなるかな」と思い、家の近くにある上町断層の階段を上ってスタンバイした。

しかし…。

 

火星がどこにあるのかわからない。

月の近くに恒星がいくつか見えているのに、赤い火星は探し出せない。

「火星はどこだ」と空を見上げ、目を凝らし続けた。

結局、雲が晴れたとき、辛うじて火星の位置を確認することができた。

おぼろな月は趣があったが、月と火星の位置関係は接近といえるほどのものではなかった。

月と火星。画面の左の方にかすかに見えている星が火星だ

月と金星(右下に見えている星)。前日と比べると、かなり離れてしまったが、金星もおぼろに見えていた

 

シンデレラ・エクスプレスは至難の業

きょうの「シンデレラ・エクスプレス

ゴールデンウイークの真っただ中の今月4日、近鉄南大阪線道明寺駅のホームから、電車の後ろ姿を撮った。

そのときJR東海のかつての名作CM「シンデレラ・エクスプレス」を思い出し、「印象的な電車の後ろ姿を撮りたいな」と思った。

折を見て道明寺駅へと考えていたが、きょう、ふと「とりあえず近場でやってみよう」と思い、場所を探した。

 

頭に浮かんだのが近鉄奈良線石切駅だった。

以前、特急「あをによし」を追いかけたとき、この駅のホームで撮影した。

ホームから奈良方面を見ると、生駒山を貫くトンネルが目に入る。

線路もわずかながらカーブしていて、いい条件だと思った。

しかし…。

 

日の入りの時刻を過ぎてから、上りのホームでスタンバイした。

奈良方面に向かう電車を漏らさず撮影したが、思うようにはいかなかった。

冷静に考えると、暗い、被写体の動きが速いという非常に厳しい条件下での撮影であることがすぐにわかる。

こんなときは、高感度に強い最新のカメラと、明るいレンズがものをいうが、残念ながら私の機材はひと昔前のカメラとよれよれのレンズという組み合わせだ。

シンデレラ・エクスプレスは至難の業」とわかったのが、きょうの収穫だといっていい。

それでもヒントはつかんだ。

次こそはという気持ちで、再びチャレンジしたい。

少し離れた線路を走る電車。多少なりとも撮りやすい条件だが、迫力がなくなった

 

公園は若葉の候

きのうの夕方、東大阪市役所北の公園にいた黒猫

きのうの仕事帰りに、いつものように東大阪市役所の北にある公園へ行った。

猫の姿がなく、「早く帰って休もう」と思いながら、近くの木を見上げたら、黒猫がいた。

 

木は春になって芽生えた葉に覆われ、すがすがしかった。

「公園は若葉の候ですね。黒猫さんはいかがお過ごしでしょうか」と、時候のあいさつのような思いでカメラを向けた。

主はツツジの木の下にいた。緑に囲まれながら、いつものように厳しい表情をしていた

 

天王寺公園から狙ったのは…

きょうの夕方、天王寺公園から狙ったのはこれ

きょうの仕事帰りに、天王寺公園の池に架かる橋から通天閣方面を狙った。

それだけならよくあることだが、きょうは通天閣の夕景を撮りに行ったわけではなかった。

 

先日の24時間勤務の際、マンションの屋上から日の出を狙った。

その前に、日の出だけじゃもったいないと思って月の出を調べたら、ほぼ新月で何も撮れなかった。

 

ということで、きょうはいい感じの三日月が見られるはずで、ネットで状況を確認した。

すると、月と金星が接近することがわかり、「よし、通天閣の上に浮かぶ月と金星を撮ろう」と、いつもの橋の上に立った。

スタンバイしたのは、日の入りの時刻(きょうは午後7時ちょうど)の10分ほど前だった。夕日はすでに姿を隠し、雲が赤く染まっていた

日の入りの時刻あたりから雲の色があせ、その後もずっと染まる気配がなかった

夕焼けを諦めて、通天閣のかなり上に浮かぶ月と金星を狙った。空には青みがはっきりと残っていた

やがて空が暗くなって、月と金星がはっきりと見えるようになった

 

祠を渡り歩く兄弟

きのうの夜、松乃木大明神にいた猫の兄弟

きのうの仕事帰りに、日本橋の中国料理の店へ行ったあと、西成まで戻った。

地下鉄の駅から出ると、雨がしとしとと降っていた。

「こんな日に行く場所はあそこしかない」と、松乃木大明神に向かった。

 

薬師如来の祠で、にいやんとやんちゃんの兄弟が雨宿りをしていた。

2匹の猫はしばらくそこにいて、それぞれに別の場所に移って姿が見えなくなった。

雨は降り続いていて、「しばらく待てば帰ってくるだろう」と思い、近くのスーパ―玉出で買い物をし、10分ほどたってから戻った。

 

やんちゃんが松乃木大明神の祠の端にいて、狛犬ならぬ狛猫状態になっていた。

やんちゃんがそこから去ると、にいやんがやって来て、祠の奥まった場所に鎮座し、御神体のような姿になった。

きのうは、雨の中で猫の兄弟が勝手気ままに祠を渡り歩いていた。

松乃木大明神の祠の端にいたやんちゃん。祠の前の狛狐?と並ぶように座っていた

松乃木大明神の祠の奥まった場所に座ったにいやん。ちょっと不気味で、ちょっと神々しい姿だった