きつい仕事の反動

きのうの仕事帰りに行った中国料理の店

土曜日から日曜日にかけては、24時間勤務に加え、連日の夜の会議があって、きつい仕事となった。

週明けのきのうも疲れを引きずっていて、仕事が終わってから「何か普段とは違うものでも食って、区切りをつけるか」と思った。

 

ということで向かったのが、コロナ禍前の中国人旅行者御用達の街・日本橋だった。

そこにある中国料理の店「福来亭」へ久しぶりに行った。

残業と休日出勤でそれなりの稼ぎにはなっているので、多少は財布のひもを緩めてもと思いながら店に入った。

きつい仕事の反動といえる飲み食いだった。

日本橋の幹線道路に面した店だけあって、店内は清潔な雰囲気になっている

酒は「紹興酒」(税込み480円)を注文した。中国では有名なメーカーである「古越龍山」の酒だ。中国の一般的な飲み方に従って、氷を加えたり、温めたりせず、そのまま飲んだ

料理は「水餃子定食」(税込み1030円)にした。単品でいろいろなものを頼みたかったが、割高になりそうなので定食にした

定食の主役は当然、「水餃子」だ。中国での暮らしを思い出し、懐かしさを感じながら食べた

「肉ニラ炒め」も定食の中で重要な役割を担っていた。つまみとしてもおかずとしても十分な働きをしてくれた

 

深夜の又三郎と主

おとといの夜、東大阪市役所北の公園にいた又三郎

おとといの朝からきのうの朝にかけて24時間勤務をした。
この勤務の規定では、深夜の11時から翌日の早朝5時までが仮眠の時間となっている。

その時間を使って猫を探すのも、楽しみの一つだ。

 

おとといの深夜は東大阪市役所の北にある公園へ行った。

日付が変わろうかという深い時間だったが、公園で幅を利かせていたのはやはり「又三郎」と「主(ぬし)」だった。

又三郎はお気に入りの場所である石碑の上にいたかと思うと、コンクリートのベンチの下で丸くなって眠り、園内を気ままに移動していた。

主はこの界隈の猫のリーダーらしく厳しい表情でにらみを利かせていた。

深夜の又三郎と主に遊んでもらった。

コンクリートのベンチの下で眠る又三郎

主の表情はいつも厳しい。このところやせてきて、元気がないのが気掛かりだ

 

雲はありがたきかな

けさ、勤務先のマンションの屋上から見た東の空

きのうの朝からの24時間勤務が終了した。

この勤務の楽しみの一つが、マンションの屋上から望む朝焼けだ。

日の出の時刻が早くなって、それを狙おうとするとゆっくり寝ていられなくなるが、めったにないチャンスに目が自然に覚め、ほんの少し仕事をしてから屋上に向かった。

 

きょうの天気予報はまずまずながら、屋上から見る空は雲が広がったり、切れたりで、雲に翻弄され続けた。

しかし、それが変化に富んだ空の表情をもたらしてくれ、撮影後は「雲はありがたきかな」と思いながら屋上から下りた。

スタンバイしたのは日の出の時刻(きょうは午前4時52分)の25分ほど前だった。生駒山の上にかかっていた雲が北に流れていき、青空が望める状況になってきた

しばらくすると、見る見るうちに雲が広がった。「そりゃないんじゃないの」と嘆きたくなるような雲で、仕事のことも気になり、「今回はこれで終わりにしようか」と思ったが…

生駒山のすぐ上に、赤く染まった雲の切れ間が横たわった。これを頼りに粘っていると…

日の出の時刻から30分ほどたったころ、雲の切れ間から朝日がちらっと顔を出した

その後、雲が徐々に消えていった。生駒山の一角から昇る朝日が見られなかったのは残念だが、早起きしたかいはあったといえるだろう

 

「まこ」でささやかな憩い

きょうの夕方の「まこ」

きょうは夜勤の同僚の都合で、24時間の勤務となった。

おまけに夜、ちょっとした会議があった。

おまけはもう一つあって、あすの夜にも会議が予定されている。

この仕事を始めて2年半になるが、これまでで最もハードな勤務だといっていい。

肉体的にも精神的にも、かなりの負荷を感じている。

 

ということで、夕方、近くの食堂「まこ」へ行って腹ごしらえをした。

まこでささやかな憩いの時間を持ちたかった。

勤務中なので、当然、酒は飲めない。ということで、注文したのは「そば」(税込み360円)と「めし(大)」(税込み230円)だった。「そば定食」を頼みたかったが、かやくごはんが売り切れで定食にしてくれなかった

そばはいつものように七味唐辛子をたっぷり振りかけて食べた。まこのそばは専門店のような本格的なものではなく、立ち食いそばとそれほど変わらない。しかし、それがうまいともいえる

ごはんは「大」を注文した。「中」「小」「特小」とサイズが小さくなるごとに10円安くなるが、それだけの差なら大だなと思ってしまう。そばとごはんで腹が十分に満たされ、憩いのひと時は終了した

 

看板息子の本来の姿

きのうの夜、西成の高速道路の高架下にいた「看板息子」

きのうの仕事帰り、西成まで戻ってから、「看板息子」に会いに行った。

前回は面倒を見てもらっている居酒屋が定休日で、手持ちぶさたな様子だった。

金曜日は店の書き入れ時で、きのうは当然、営業していた。

 

看板息子は店の扉の前にいた。

いつもの場所だといっていい。

その姿勢は三つ指をついて客を迎えているように見え、店にちゃんと恩返ししているなと思った。

看板息子の本来の姿だった。

看板息子が大きなあくびをした。「いらっしゃい、いらっしゃい」と声を張り上げているようにも見えた

居酒屋の扉の前に陣取る看板息子。店に客を引けているかどうかは怪しいが、店の前を通る人の目を引いているのは確かだ

 

ミノムシに戻った通天閣

けさの通天閣

きのうは雨模様の一日で、屋外で動くことがなかなかできなかった。

天気予報によると、きょうは好天に恵まれるということで、朝早く起きて外を見た。

青空が広がっていた。

ベランダに出て、通天閣にカメラを向けた。

 

通天閣は去年の8月に改修工事が始まって、鉄塔に足場が組まれ、巨大なミノムシのようになった。

その後、足場の外側に広告の垂れ幕が下がり、趣のない姿になっていた。

その垂れ幕が最近、取り外され、通天閣はミノムシに戻った。

改修の完成は今年9月の予定で、工事が大詰めに入ったということだろう。

ベランダから見たのは、そんな巨大なミノムシの朝の姿だった。

スタンバイしたのは日の出の時刻(きょうは午前4時52分)の5分ほど前だった。空が明るくなり、街が朝を迎えようとしていた

通天閣の背後が徐々に赤く染まっていった

朝日が通天閣を照らし始めた。光を反射しているのは上部だけだが

高い建物の東に向いた面だけが朝日を浴びて、街に光と影のコントラストが描かれた

 

そろそろ出番かな

勤務先に近いマンションのアジサイ

きょうは雨の一日となった。

きのうまでの数日は暑く「本格的な夏も近いな」と思い、きょうはしとしとと降る雨を見て「梅雨も近いな」と思った。

 

梅雨といって思い浮かぶ花は、何といってもアジサイだ。

勤務先に近いマンションの敷地には、所々にアジサイがある。

アジサイは雨に濡れながら、『そろそろ出番かな』と感じていることだろう」と思い、昼休みに行ってみた。

アジサイの原種とされる「ガクアジサイ」。ガクの部分がほんのりと赤く染まっていた

アジサイは塊になって、敷地にぽつんぽつんと並んでいる