看板息子の本来の姿

きのうの夜、西成の高速道路の高架下にいた「看板息子」

きのうの仕事帰り、西成まで戻ってから、「看板息子」に会いに行った。

前回は面倒を見てもらっている居酒屋が定休日で、手持ちぶさたな様子だった。

金曜日は店の書き入れ時で、きのうは当然、営業していた。

 

看板息子は店の扉の前にいた。

いつもの場所だといっていい。

その姿勢は三つ指をついて客を迎えているように見え、店にちゃんと恩返ししているなと思った。

看板息子の本来の姿だった。

看板息子が大きなあくびをした。「いらっしゃい、いらっしゃい」と声を張り上げているようにも見えた

居酒屋の扉の前に陣取る看板息子。店に客を引けているかどうかは怪しいが、店の前を通る人の目を引いているのは確かだ