連休のスタートはあべのハルカスから

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けさの「あべのハルカス

東京オリンピックの関係で、きょうとあすが連休となった。

開催については賛否両論あり、私は中止すべきだと思うが、それはこの際置いておこう。

通常であれば日曜だけの週休1日なので、連休は貴重だ。

梅雨明け直後の天気が安定した時期ということもあり、けさ「あべのハルカス」を望むいつものポイントへ行き、連休をスタートした。

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染まった雲が急速に広がり、色も赤からオレンジに近くなった

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波が押し寄せるような白い雲が広がって、朝焼けのショーは短時間で終了した

おとといからきょうにかけて、通天閣大阪城あべのハルカスと、大阪を象徴する建造物を回った。

通天閣あべのハルカスは歩いて行ける距離、大阪城は通勤の途中で寄れる場所にある。

改めていい場所に住んでいるなと思った。

今のマンションに引っ越した理由は、西成の街が好きだからということでしかなかったが。

 

大阪城公園で「達人」に出会う

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大阪城の夕景。空が思っていたようには染まらなかった

あすから2連休で、土曜日に出勤するとまた休み。

気持ちにゆとりがあり、仕事が終わると、「さて、どうしようか」と空を見上げた。

西の空に雲がかかっていて、きのうと似たような状況に思えた。

「よし、きのうが通天閣なら、きょうは大阪城だ」と、大阪城公園へ行った。

そこで「達人」に出会った。

 

大阪城の外堀沿いで天守閣が望めるポイントは意外に少なく、きょうもそこへ行った。

すると1人のおじさんがカメラを構えていた。

私が「ここに三脚を立ててもいいですか」と聞くと、こちらをちらっと見て、「三脚? 好きにしたらええがな」と言う。

ぶっきらぼうな受け答えだ。

まあいいかとスタンバイすると、頼んでもいないのに、おじさんは自分の撮った写真を見せ、「毎日来んと、こんな写真は撮れんよ」「きょうはきれいには染まらんな。またあしたや」と、日の入りの時刻のかなり前に自転車に乗って行ってしまった。

 

「何を偉そうに。染まるか染まらないか、待ってみないとわからないじゃないか」と思いながらチャンスを待った。

しかし、日の入りの時刻を過ぎたころ辛うじて雲が赤くなったものの、おじさんが言ったようにきれいには染まらなかった。

毎日来ているだけのことはある。

私は達人の域には程遠いなと思った。

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外堀のほとりに立ったのは、日の入りの時刻(きょうは午後7時9分)の20分ほど前。まずまずの雲できれいに染まりそうだと思っていた。このときは隣におじさんがいた

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徐々に雲が薄くなり、墨絵のような光景になった

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染まった雲も長続きはせず、急速に色あせていった

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前回と同じように、外堀から北の方を見たら、そこそこきれいに染まっていた

 

木に登った忍者

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木に登った忍者のような猫

きのうの仕事帰りに、東大阪市役所の北にある公園にちょっとだけ寄った。

又三郎や主の姿はなく、木の下に黒猫が1匹だけいた。

その黒猫は木を見上げながら、「ニャーニャー」としきりに鳴いていた。

何事かなと思って木の上を見ると、グレーの猫がいた。

最近、時々見かける猫だが、警戒心が強くなかなか近づけなかった。

猫の柄は木の色に近くて見分けにくく、木に登った姿はまるで忍者のようだった。

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木の上で眠り始めた忍者。猫というより樹上生活する別の動物のように見えた

 

信じる者は救われる

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天王寺公園から見た通天閣の夕景

きょうの昼すぎに天気予報を見たら、夕方から宵の口にかけて、晴れと曇りが合わさったマークが並んでいた。

ところが、夕方、仕事が終わるころには空の大部分を厚めの雲が覆っていた。

「天気予報が晴れると言っているんだ。雲が薄くなっていい感じの夕焼けになると信じよう」と思い、天王寺公園の池から通天閣の夕景を狙った。

 

これが大正解。

思った以上の迫力ある夕焼けを見ることができた。

「信じる者は救われる」は聖書にある言葉らしいが、きょうはその言葉を身をもって体験したような気がした。

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厚い雲の切れ間が北から移動してきて、通天閣に絡みつくような格好になった

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通天閣の真後ろ、雲の切れ間に夕日が姿を現した

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やがて低空の雲がほぼなくなって、上空の雲が筋状に染まった

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夕焼けとライトアップされた通天閣が、ぼんやりとした影を池に落としていた

 

夏らしい2つの赤

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JAの畑で実った桃

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ミニトマトも赤く色づいていた

きのうの朝、職場に近いJAの敷地を通ったとき、何度か写真を撮った桃が赤く色づいているのが目に入った。

少し時間があったので、近くに行ってみた。

その桃は「稲田桃」と呼ばれ、実は小さくやや細長い。

食べるために栽培しているわけではないようで、落ちた実があちこちに散らばっていた。

 

近くを見ると、ミニトマトも赤く色づいていた。

真夏の日差しを浴びながら、「夏らしい2つの赤だな」と思った。

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桃は赤い実が鈴なりだった

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JAの桃畑

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ミニトマトはまだ青い実のほうが多かった

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畑に並ぶミニトマト

 

玉出の「うなぎ」で精をつける

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スーパー玉出の「うなぎ蒲焼」で作った「うな丼」

きょうは朝から夏空が広がり、厳しい暑さに見舞われた。

夏本番は始まったばかりなのに、早くもバテ気味。

「よし、うなぎで精をつけよう」と思ったが、懐が寂しい。

こんなとき頼りになるのが、正義の味方・スーパー玉出だ。

しかし、安さが売りの玉出でもさずがにうなぎは甘くなかった。

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魚のコーナーに「うなぎ蒲焼」が2つ並んでいた。左は宮崎県産で1780円(税抜き)、右は中国産で1180円(税抜き)だった。スーパー玉出で1000円を超える商品は非常に珍しい

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買ったのは当然、中国産のうなぎ蒲焼だった。「特大」と銘打つだけあって驚くような大きさで、1食で食べ切れるとは思えず、「ごはん(大)」(税抜き118円)を2つ買った。1食当たりでは税込みでも765円程度で、うなぎの大きさからするとやっぱり安いとはいえそうだが

 

窓ぎわのニャンコちゃん

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ビルの2階の窓際にいた2匹の猫

きのうの朝、近くのスーパー玉出で朝めしを買い、商店街を歩いて帰った。

高速道の高架下に差しかかったとき、1人のおじさんが上を向いて何かに手を振っているのが見えた。

何かなと思って見ると、2匹の猫がビルの2階の窓際にいた。

おじさんが「あそこに3匹の猫がおるんや。きょうは2匹しか見えへんけど撮ってやって」と言うので、遠慮なくカメラを向けさせてもらった。

黒柳徹子の大ベストセラーに『窓ぎわのトットちゃん』という自伝的物語があるが、きのうの猫は「窓ぎわのニャンコちゃん」だった。