遠慮せず飲んでいけよ

きのうの昼前、勤務先のマンションにやって来た黒猫

きのうの昼前、マンションの敷地で作業をしていたときのこと。

庭にある池に小さな波が立った。

黒いものも見えたので、カラスかなと思って近づいた。

池のほとりにいたのは顔なじみの黒猫だった。

喉が渇いていたようで、私が近づいても池の水をぺろぺろと飲み続けた。

スマホで撮影すると、黒猫はシャッターの音で気づいたようで、池を離れていった。

後ろ姿を見送りながら、「遠慮せず飲んでいけよ」と飲み友達に対するような言葉を掛けたくなった。

黒猫はシャッターの音を聞いて顔を上げた。私と目が合うことはなかったが、警戒して池を離れた