大あくびに癒やされるとは…

きょうの夕方、東大阪市役所北の公園にいた又三郎

今年もお盆の季節がやって来た。

私の休みはあすからの3日間となっている。

短いようでも、今回は帰省しないので、3連休くらいがちょうどいい。

ということで、きょうの仕事終わりは開放感に満ちているはずだが、なんとなく気が晴れなかった。

このところ仕事が立て込んでいる上に、解決が難しい問題がいくつか残っているからだ。

 

ということで、仕事帰りに東大阪市役所の北にある公園へ行き、又三郎に遊んでもらうことにした。

公園でのんびりと暮らす又三郎を見れば、気が晴れるんじゃないかと思った。

 

行ってみると、又三郎はコンクリートのベンチでくつろいでいて、私がカメラを向けるといきなり大きなあくびをした。

その姿を見て、「休みの間に考えてどうなるものじゃない。3日間は忘れよう」と、気持ちが切り替わって穏やかになった。

「大あくびに癒やされるとは…」と、又三郎の思わぬ恩恵に感謝した。

又三郎はあくびをしたあと、「もういいだろう」とばかりに私に背を向けた。私は「もうちょっとだけ」と反対側に回り込んだ。又三郎はきりっと締まった表情になっていた